2018年12月9日日曜日

第8回支援者対象講演会

12月9日、雑司が谷地域文化創造館にて支援者対象講演会が行われました。
今回は、数年ぶりに運営委員に復帰しました萩野が、アイドル北嶋さんに代わって報告します。

私にとっては、初めてお会いする運営委員の方もいらっしゃって、ドキドキしながらの参加でしたが、前と全然変わってない!運営委員の皆さんも講師の先生方も手弁当で参加、会場はできるだけお金のかからないところ、参加者のみなさんも進行に協力して下さり、あたたかい雰囲気であっという間に三時間半が過ぎてしまいました。

前半は南先生と福永さんのご講演でした。南先生は毎回、参加者の疑問や不安を見通しているかのようにポイントを押さえてわかりやすく説明して下さいます。特に今回はPWSの方一人ひとりに合わせて治療が違うことがよくわかりました。先生の優しい眼差しに私はいつもホッとします。福永さんからは、全国から希望者が集まって、みなさん外来を楽しみにしていらして、きっと三ヶ月に一度の機会が励みになっている方がたくさんいるんだろうなと想像できる楽しくて自然体でいられる居場所のお話を伺いました。この外来でみなさんを楽しませる福永さんのパワーに圧倒されました。

後半はグループに分かれての意見交換。ここでも熱い話し合いで盛り上がりました。PWSの方の側にいると、時にはルールがもっと必要なんじゃないか、とか支援者の肩に力が入ってしまうこともありますが、そんな時にご本人の良さを生かして生活のリズムを組み立てている例など聞くと、少し別の角度から状況を見直したりできます。PWSに限らず、支援ってなんだろう、と改めて考える時間になりました。

参加できてうれしかったです。またできるだけ顔を出したいと思っていますので、みなさんどうぞよろしくお願いします。

萩野